「結局、ふつうの光治療と何が違うんですか?」ノーリスのご説明をしていると、よくこう聞かれます。その答えの中心にあるのが、SWT(Selective Waveband Technology)と呼ばれる、光の波長を選ぶ技術です。
この記事では、光治療の基本的な考え方と、SWTとウォーターフィルターの役割、「余分な光を減らす」ことの意味を、できるだけかみ砕いて解説します。実際の治療方針は、肌の状態を診察したうえで医師が判断します。施術そのものの内容はノーリス(IPL治療)の施術ページにまとめています。
CONTENTS
- 結論:SWTは「必要な光を選び、余分な光を減らす」ための技術
- 光治療の基本:「選択的光熱融解」という考え方
- SWTとウォーターフィルターの役割
- 「余分な光を減らす」ことの意味
- 技術だけで結果が決まるわけではない
- まとめ
- 自由診療に関する説明
結論:SWTは「必要な光を選び、余分な光を減らす」ための技術
この記事の結論
先に結論をお伝えします。SWTは、治療に必要な波長帯の光を選んで届け、肌への負担につながりやすい光を減らすための技術です。
光治療は、強い光を当てるほど効果が上がるというものではありません。必要な光を選んで届けることが、効果と肌への負担のバランスを取るうえで大切だと考えられています。
光治療の基本:「選択的光熱融解」という考え方
IPLに限らず、多くの光治療やレーザー治療は、「選択的光熱融解」という考え方にもとづいています。
- 光には「吸収されやすい相手」がある:特定の波長の光は、メラニンや血液中のヘモグロビンなど、特定の物質に吸収されやすい性質があります。
- 吸収された光は熱に変わる:ねらった物質に光が吸収されると熱が発生し、その部分に反応が起こります。
- 周りへの影響を抑える:ねらった物質に反応を集中させることで、周りの組織への負担を抑えることを目指します。
つまり、光治療では「どの波長の光を届けるか」が、効果とリスクのバランスを左右する大切なポイントになります。
SWTとウォーターフィルターの役割
| 技術 | 役割 |
|---|---|
| SWT(Selective Waveband Technology) | フィルターを組み合わせて、目的に合った波長帯の光を選んで届けます |
| ウォーターフィルター | ハンドピースの中の水の層が、肌への熱の負担につながりやすい長い波長の光を減らす役割を持つとされています |
この2つを組み合わせることで、同じIPLでも、光の中身をより目的に合わせてコントロールできる設計になっています。
「余分な光を減らす」ことの意味
IPLの光には、幅広い波長が含まれています。そのなかには、治療の目的にはあまり役立たず、肌を温めるだけの光も含まれます。
こうした光を減らすことで、必要以上に肌を熱くすることを抑えながら、ねらった部分に光を届けやすくなると考えられています。結果として、肌の状態に合わせた無理のない出力で施術を進めやすくなります。
技術だけで結果が決まるわけではない
どれだけ技術がすぐれていても、それだけで結果が決まるわけではありません。
- お悩みのタイプの見極め:シミ、肝斑、赤みなど、原因によって適した設定や治療法は異なります。
- 肌の状態に合わせた出力の調整:肌の色や日焼けの有無、前回の反応によって、設定を変えていきます。
- 施術後のケア:紫外線対策やこすらないスキンケアが、仕上がりを左右します。
ノーリスの全体像はノーリスとは?、機種による違いについては同じIPLでも仕上がりが違うのはなぜ?で解説しています。
まとめ
ポイントのおさらい
- 光治療は、特定の物質に光を吸収させて反応を起こす「選択的光熱融解」にもとづいている
- SWTは、目的に合った波長帯の光を選んで届けるための技術
- ウォーターフィルターは、肌への熱の負担につながりやすい光を減らす役割を持つとされる
- 強い光を当てるほど効果が上がるわけではなく、必要な光を届けることが大切
- 技術に加えて、お悩みの見極めと出力の調整、施術後のケアが結果を左右する
経過や治療の進め方には個人差があり、実際の方針は診察のうえ医師が判断します。レディアス美容クリニック福岡の公式LINEアカウントでは、美容に役立つ情報を配信しているほか、LINEからのご予約も承っております。ぜひお役立てください。
自由診療に関する説明
本記事で紹介している治療は、公的医療保険が適用されない自由診療です。ご検討にあたっては、以下の内容をご確認ください。
- 自由診療である旨:本治療は保険適用外の自由診療です。費用は全額自己負担となります。
- 治療内容・期間の目安:ノーリス(IPL治療)は、顔に光を照射する施術です。1.5〜2か月に1回程度の間隔で、複数回の照射をおすすめしています。
- 費用:ノーリスIPL(全顔)1回 16,500円(税込)。5回受けた場合の目安は82,500円(税込)です。麻酔をご希望の場合は、選べる麻酔(クリーム/ブロック/笑気)3,300円(税込)が別途かかります。最新の料金は料金表をご確認ください。
- 主なリスク・副作用:照射部位の赤み、ヒリつき、乾燥、毛穴に沿った赤い点々、5〜10日程度の薄いかさぶたのような状態、色素沈着、色素脱失が生じることがあります。まれに水ぶくれや熱傷を起こす場合があります。肝斑がある肌に強い出力で照射すると、肝斑が濃くなることがあります。
- 医療機器の承認について:ノーリス(Nordlys)は、表在性皮膚良性色素性疾患(シミなど)の治療、表在性毛細血管拡張症状(赤ら顔など)の改善、長期的な減毛について、国内で医薬品医療機器等法の承認を受けた医療機器です(承認番号 30400BZX00032000)。
治療にあたっては医師の診察を受け、リスクを十分にご理解のうえご判断ください。ご不明な点はお問い合わせください。
記事監修医師プロフィール
治療を提供する際には、安全を最優先に考え、ひとつひとつの治療法を慎重に検討しています。
お悩みやご要望に真摯に向き合い、総合的な視点から診察と治療を行います。
ー経歴ー
- 2004年:久留米大学医学部医学科 卒業
- 2020年:南多摩クリニック 継承
- 2021年:新千歳クリニック 継承&医療法人真清の会 理事長就任
- 2024年:レディアス美容クリニック恵比寿 継承
- 2025年:レディアス美容クリニック福岡 継承
ー資格ー
- 日本整形外科学会認定専門医
- 日本整形外科学会認定リハビリ医
- 日本整形外科学会認定リウマチ医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本リハビリテーション学会専門医
- 日本人工関節学会認定医
- 麻酔科標榜医
ー所属ー
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、効果や経過には個人差があります。
※Nordlys(ノーリス)は薬事承認を取得した医療機器を用いた施術です。効果を保証するものではなく、肌質や状態により適応・リスクは異なります。
※施術を検討される際は、必ず医師のカウンセリングを受けてください。
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ノーリス(IPL光治療)について
- 施術内容
- 光治療器「ノーリス(Nordlys)」を用いたIPL(光)治療です。
- 費用(税込)
- 全顔 16,500円
※詳しくは料金表をご覧ください。 - 治療期間・回数の目安
- 1.5〜2か月に1回程度の間隔で、複数回の照射が目安です。効果には個人差があります。
- 主なリスク・副作用
- 赤み、毛穴に沿った赤い点状の反応、5〜10日程度の薄いかさぶた状の変化 など。肝斑がある場合は悪化するおそれがあるため、医師による診断が必要です。
- 使用機器について
- ノーリスは、表在性皮膚良性色素性疾患の治療、表在性毛細血管拡張症状の改善、長期的な減毛について、国内で医薬品医療機器等法の承認を受けた医療機器です(承認番号 30400BZX00032000)。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。効果・経過には個人差があり、施術の可否や内容は医師が診察のうえ判断します。料金はすべて税込表示です。最新の料金は料金表をご確認ください。
レディアス美容クリニック福岡(医療法人社団真清の会) 〒810-0022 福岡県福岡市中央区薬院3-1-20 イーグル8ビル 5F TEL 092-791-5973