ストロボフェイシャルが気になっているけれど、「施術のあと、すぐに人と会っても大丈夫なのか」が分からず、予約を迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ストロボフェイシャルには、TCA(トリクロロ酢酸)を含む薬剤を使う「コラーゲンピール」が含まれています。TCAと聞いて、強い皮むけをイメージされる方も少なくありません。
この記事では、ストロボフェイシャルの施術後に起こりうる反応と、当日から次回の施術までの経過の目安、当日の過ごし方、予約日を決めるときの考え方を整理します。経過には個人差があり、ここに書いた日数はあくまで目安です。実際の見通しは、肌の状態を診察したうえで医師が判断します。施術そのものの内容はストロボフェイシャルの施術ページにまとめています。
CONTENTS
- 結論:ダウンタイムは少なく、施術直後からメイクもできる
- ストロボフェイシャルで行う2つの施術
- 起こりうる反応と、それぞれの目安
- 当日から次回の施術までの経過の目安
- ストロボフェイシャル当日の過ごし方と、翌日以降のスキンケア
- メイクでどこまでカバーできるか
- 予約日の決め方:予定から逆算する
- 反応が出やすい条件と、事前にできること
- 受診したほうがよいサイン
- ストロボフェイシャルを受けられない場合・事前にご相談いただきたい場合
- まとめ
- 自由診療・未承認医薬品等に関する説明
結論:ダウンタイムは少なく、施術直後からメイクもできる
この記事の結論
先に結論をお伝えします。ストロボフェイシャルは、施術直後からメイクをしてお帰りいただける、ダウンタイムの少ないフェイシャル治療です。洗顔や入浴も当日から可能です。
コラーゲンピールに使う薬剤「PRX-T33」は、高濃度のTCAを含みながら、低濃度の過酸化水素を組み合わせることで、一般的なTCAピーリングのような強い皮むけが起こりにくいよう処方されているのが特徴です。
ただし、「何も起こらない」わけではありません。肌の状態によっては、赤み、ほてり、ピリピリ・チリチリとした刺激、乾燥、薄い皮むけが出ることがあります。多くは数時間から数日で落ち着くとされていますが、大切な予定の直前に初めて受けるのは避けておくと安心です。
ストロボフェイシャルで行う2つの施術
ダウンタイムを考えるうえで、まずストロボフェイシャルの中身を確認しておきます。ストロボフェイシャルは、次の2つの施術を1回の来院で続けて行うフェイシャル治療です。

| 施術 | 内容 | ダウンタイムとの関係 |
|---|---|---|
| ハイドラジェントル | 水流と吸引の力で、毛穴に詰まった皮脂や汚れ、古い角質を取り除きます | 肌への刺激が少なく、施術後に強い反応が出ることは少ないとされています |
| コラーゲンピール(PRX-T33) | 専用の薬剤を、マッサージするように肌になじませていくピーリングです | 施術中のピリピリ感や、施術後の赤み・乾燥・薄い皮むけは、主にこの工程によるものと考えられます |
つまり、施術後に出る反応の多くはコラーゲンピールによるものです。先にハイドラジェントルで肌表面を整えてからコラーゲンピールを行い、毛穴ケアとハリ・ツヤのケアを1回の来院でまとめて行えるのが、ストロボフェイシャルの特徴です。
起こりうる反応と、それぞれの目安
針を使わない施術のため、内出血の心配はありません。一方で、薬剤が肌に作用する以上、次のような反応が起こることがあります。起こる方と起こらない方がいて、程度にも個人差があります。
| 起こりうる反応 | どのような状態か | おさまるまでの目安 |
|---|---|---|
| ピリピリ・チリチリ感 | コラーゲンピールの薬剤をなじませている間に、刺激を感じる | 施術中〜施術後しばらくで落ち着くことが多いとされています |
| 赤み | 顔全体、または部分的にうっすら赤くなる | 数時間〜当日中に引いていくことが多いとされています |
| ほてり | 肌が温かく感じる、軽く火照る | 当日中に落ち着くことが多いとされています |
| 乾燥・つっぱり感 | 洗顔後に肌がつっぱる、かさつきを感じる | 数日程度のことが多いとされています |
| 薄い皮むけ | 肌が敏感な方を中心に、口元や小鼻のまわりなどに薄い皮がむけることがある | 出る場合も数日で落ち着くことが多いとされています |
| かゆみ | 肌が乾燥する時期に、軽いかゆみを感じる | 保湿を続けるうちに落ち着いていくことが多いとされています |
このうち、周囲から気づかれやすいのは赤みと皮むけです。ただ、どちらも軽いことが多く、ご本人が鏡を見て気になっても、周囲からは分かりにくい程度にとどまることが多いとされています。
なお、まれではありますが、かぶれ(接触皮膚炎)や、炎症のあとに色が残る色素沈着が起こる可能性もあります。頻度は高くないものの、起こりうることとして知っておいてください。
当日から次回の施術までの経過の目安
時間の流れで整理すると、次のようなイメージになります。繰り返しになりますが、これは目安であり、実際の経過には個人差があります。
| 時期 | 見た目・感覚の目安 | 過ごし方の目安 |
|---|---|---|
| 施術当日 | 赤みやほてり、軽いピリピリ感が出ることがあります。施術直後から、肌のなめらかさを感じる方もいます(感じ方には個人差があります) | メイクをしてお帰りいただけます。洗顔・入浴も可能ですが、肌はこすらずやさしく扱います。長時間の入浴やサウナ、激しい運動は控えるのが無難です |
| 翌日 | 赤みはほとんど引いていることが多いとされています。乾燥やつっぱり感を感じる方もいます | 通常のスキンケアとメイクで過ごせます。保湿と紫外線対策をいつもより丁寧に行います |
| 2〜4日 | 肌が敏感な方は、薄い皮むけが出ることがあります | 皮むけは無理にはがさず、保湿で自然に落ちるのを待ちます |
| 1〜2週間 | 乾燥や皮むけは落ち着いてくる時期です | 施術した部位は、この頃まで強くこすらないようにします。スクラブなどの角質ケアは、肌の様子を見ながら再開します |
| 3〜4週間 | 次の施術を検討する時期です | 肌の状態を見ながら、次回の施術について医師と相談します |
ストロボフェイシャルは、1回でも肌のなめらかさやくすみの変化を感じる方がいる一方で、ハリや弾力の変化は続けて受けることで感じやすくなるとされています。当院では、3〜4週間に1回程度の間隔で、まずは3回続けていただくことをおすすめしています。継続する場合は、「3〜4週間ごとに通える日を確保できるか」という視点でも予定を考えておくと無理がありません。
ストロボフェイシャル当日の過ごし方と、翌日以降のスキンケア
当日に気をつけていただきたいことは多くありません。整理すると次の通りです。
- メイクは施術直後から可能です。帰宅後のクレンジングや洗顔の際は、肌を強くこすらないようにしてください。
- 施術した部位は、1〜2週間ほど強くこすらないようにします。タオルで拭くときも、こするのではなく、押さえるようにして水分をとってください。
- 保湿をいつもより丁寧に行います。施術後の肌は敏感になっています。化粧水だけで終わらせず、乳液やクリームで水分を閉じ込めてください。
- 紫外線対策をしっかり行います。施術後に強い日焼けをすると、肌が炎症を起こすことがあります。日焼け止めを塗り、日差しの強い日は帽子や日傘も活用してください。日焼け止めをお持ちいただくと、施術後すぐに塗れて安心です。
- 長時間の入浴、サウナ、激しい運動は当日は控えるのが無難です。体を強く温めると、赤みやほてりが長引く可能性があります。
翌日以降は、普段お使いのスキンケアに戻して差し支えありません。ただし、スクラブ、ピーリング成分入りの化粧品、レチノールなど刺激の出やすいアイテムは、数日あけてから肌の様子を見て再開するほうが無難です。
痛みについて
ハイドラジェントルは、水流と吸引で汚れを取り除く、刺激の少ない施術です。コラーゲンピールでは、薬剤をなじませる際にピリピリ・チリチリとした刺激を感じることがありますが、施術後には落ち着いていくことが多いとされています。刺激の感じ方には個人差があります。刺激が強いと感じた場合は、我慢せずにその場でスタッフにお伝えください。
TCAを使うのに、皮むけが起こりにくいとされる理由
一般的なTCAピーリングは、肌の表面の角質をはがすように作用するため、施術後に目に見える皮むけが起こりやすいとされています。一方、コラーゲンピールに使うPRX-T33は、TCAに低濃度の過酸化水素を組み合わせることで、TCAによる皮むけを抑えるよう処方されています。そのため、TCAを含む薬剤でありながら、ダウンタイムの少ない施術につながると考えられています。
ただし、肌が敏感な方や、乾燥しやすい季節などには、薄い皮むけが出ることがあります。「皮むけがまったく起こらない」わけではない点は、知っておいてください。
メイクでどこまでカバーできるか
ストロボフェイシャルは施術直後からメイクができるため、施術のあとに予定を入れやすいフェイシャル治療です。軽い赤みであれば、普段お使いのファンデーションで目立ちにくくなることが多いとされています。
気をつけたいのは、皮むけが出た場合です。薄い皮が浮いている状態でファンデーションを重ねると、かえって粉っぽく見えることがあります。メイク前にしっかり保湿して肌を整えておくと、なじみやすくなります。皮むけした部分を指やコットンでこすり落とすのは避け、メイクを落とすときも、肌をこすらないクレンジングを選ぶと安心です。
予約日の決め方:予定から逆算する
結婚式、写真撮影、大切な商談など、「その日は万全でいたい」という予定がある場合の考え方を整理します。
- 初めてストロボフェイシャルを受ける場合:ご自身の肌にどのような反応が出るかがまだ分かりません。大切な予定の1週間以上前に施術日を置いておくと安心です。
- 以前にも受けて、反応が少なかった場合:数日前の施術でも問題なく過ごせる方が多いとされています。ただし、季節や体調によって肌の状態は変わるため、余裕をみておくに越したことはありません。
- ブライダルなど、当日にメイクを他の方にお願いする予定がある場合:肌に触れる時間が長くなるため、さらに余裕をみて2週間前までに済ませておく方もいます。
- ほかの施術も予定している場合:ダーマペンやフラクショナルレーザーなど肌に刺激のある施術や、ほかのピーリングとは、間隔をあける必要があることがあります。予定が近い場合は、カウンセリングの際にお伝えください。
逆に言えば、特別な予定がなければ、身構える必要のある施術ではありません。お仕事帰りやお出かけ前にも受けていただきやすいフェイシャル治療です。
反応が出やすい条件と、事前にできること
ストロボフェイシャルはダウンタイムの少ない施術ですが、次のような状態のときは、赤みや刺激、皮むけが出やすくなると考えられています。
- 季節の変わり目や体調の変化などで、肌がゆらいでいるとき
- 日焼けをした直後
- アダパレンなど、角質に作用する外用薬を使っているとき
- 1か月以内に、ダーマペンやフラクショナルレーザーなど肌に刺激のある施術を受けたとき
- 2週間以内に、ほかのピーリングを受けたとき
- 顔の産毛の自己処理(シェービングなど)をした直後
- ニキビや湿疹など、肌に炎症があるとき
事前にできることとしては、施術の数日前からスクラブや角質ケア用の化粧品を控え、保湿をしっかり行っておくことです。日焼けをしてしまった場合は、予約日を変更したほうがよいこともあります。
ここで大切な注意があります。外用薬や内服薬を使用中の方は、施術のために自己判断で中止しないでください。治療中のお薬は、処方した医師の方針に沿って使うことが前提です。カウンセリングの際にお薬の名前をお伝えいただければ、施術を受けられるか、受けるならどのタイミングがよいかを医師が判断します。
受診したほうがよいサイン
ここまでご説明した反応は、時間の経過とともに落ち着いていくものです。一方で、経過を見て待つのではなく、早めにご連絡いただきたい症状もあります。頻度は高くありませんが、知っておいていただきたい内容です。
こんな症状が出たら、早めにご連絡ください
- 強いヒリヒリ感や痛みが続く、または時間とともに強くなる
- 赤みが数日たっても引かない、あるいは広がっていく
- 水ぶくれ、ただれ、じゅくじゅくした状態、かさぶたができる
- 強いかゆみや、ぶつぶつとした発疹が出る
- 施術した部分の色が、以前より濃く見えてくる
これらは、かぶれや強い炎症、色素沈着の始まりなどを疑うサインとされています。早めに適切なケアを始めることで、長引かせずに済むことがあります。「様子を見ようか」と迷った時点で、当院までご連絡ください。
多くの方はこうした症状を経験することなく経過します。ただ、起こったときにどう動けばよいかを知っているかどうかで、対応の早さが変わります。
ストロボフェイシャルを受けられない場合・事前にご相談いただきたい場合
次に当てはまる方は、ストロボフェイシャルの施術をお受けいただけません。
- 妊娠中・授乳中の方
- ハイドロキノン・トレチノインを使用中の方
- コウジ酸など、薬剤の成分にアレルギーのある方
- 施術部位にヘルペス、皮膚炎、傷、強い炎症がある方
また、次に当てはまる方は、施術の可否やタイミングを医師が判断しますので、事前にご相談ください。
- 1か月以内に、ダーマペン・フラクショナルレーザーなど肌に刺激のある施術を受けた方
- 2週間以内に、ピーリングを受けた方
- 膿をもった炎症中のニキビがある方
- 日焼けをした直後の方
- 服用・使用中のお薬がある方(自己判断で中止せず、カウンセリングでお伝えください)
該当するかどうか判断がつかない場合も、自己判断せずカウンセリングでお伝えください。施術の流れや薬剤の成分はストロボフェイシャルの施術ページに、費用は料金表に最新の情報を掲載しています。
まとめ
ポイントのおさらい
- ストロボフェイシャルはダウンタイムが少なく、施術直後からメイクをしてお帰りいただける
- 施術後の反応の多くはコラーゲンピールによるもので、赤み・ほてり・乾燥・薄い皮むけなどが出ることがあるが、多くは数時間〜数日で落ち着く
- 施術した部位は1〜2週間ほど強くこすらず、保湿と紫外線対策を丁寧に行う
- 初めて受ける方で大切な予定がある場合は、1週間以上前に施術日を置いておくと安心
- 強いヒリヒリ感が続く、赤みが広がる、水ぶくれ、強いかゆみ、色が濃くなるといった症状があれば早めに連絡する
経過には個人差があり、実際の見通しは診察のうえ医師が判断します。レディアス美容クリニック福岡の公式LINEアカウントでは、美容に役立つ情報を配信しているほか、LINEからのご予約も承っております。ぜひお役立てください。
自由診療・未承認医薬品等に関する説明
本記事で紹介している治療は、公的医療保険が適用されない自由診療で、一部に国内未承認の医薬品等を使用しています。ご検討にあたっては、以下の内容をご確認ください。
- 自由診療である旨:本治療は保険適用外の自由診療です。費用は全額自己負担となります。
- 治療内容・期間の目安:ハイドラジェントル(水流と吸引による毛穴洗浄)に続けて、コラーゲンピール(薬剤PRX-T33を肌になじませるピーリング)を行う施術です。3〜4週間に1回程度の間隔で、まずは3回の継続をおすすめしています。
- 費用:ストロボフェイシャル1回 19,800円(税込)、3回コース 55,000円(税込)。期間限定の価格を設けている場合があります。最新の料金は料金表をご確認ください。
- 主なリスク・副作用:施術部位の赤み、ほてり(熱感)、かゆみ、乾燥、施術中のピリピリ・チリチリとした刺激、薄い皮むけなどが生じることがあります。まれにかぶれ(接触皮膚炎)や色素沈着が起こる可能性があります。
- 未承認医薬品等である旨:コラーゲンピールに使用する薬剤「PRX-T33」は、医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない未承認医薬品等です。
- 入手経路等:医師の判断のもと、海外で製造された製品を輸入品として入手しています。
- 国内の承認医薬品等の有無:同一の成分・性能を有する国内承認医薬品等はありません。
- 諸外国における安全性等に係る情報:海外で使用されている製品ですが、重大なリスク・副作用が明らかになっていない可能性があります。
- 医薬品副作用被害救済制度:万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
治療にあたっては医師の診察を受け、リスクを十分にご理解のうえご判断ください。ご不明な点はお問い合わせください。
記事監修医師プロフィール
治療を提供する際には、安全を最優先に考え、ひとつひとつの治療法を慎重に検討しています。
お悩みやご要望に真摯に向き合い、総合的な視点から診察と治療を行います。
ー経歴ー
- 2004年:久留米大学医学部医学科 卒業
- 2020年:南多摩クリニック 継承
- 2021年:新千歳クリニック 継承&医療法人真清の会 理事長就任
- 2024年:レディアス美容クリニック恵比寿 継承
- 2025年:レディアス美容クリニック福岡 継承
ー資格ー
- 日本整形外科学会認定専門医
- 日本整形外科学会認定リハビリ医
- 日本整形外科学会認定リウマチ医
- 日本整形外科学会認定スポーツ医
- 日本リハビリテーション学会専門医
- 日本人工関節学会認定医
- 麻酔科標榜医
ー所属ー
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。効果・経過には個人差があり、施術の可否や内容は医師が診察のうえ判断します。料金はすべて税込表示です。最新の料金は料金表をご確認ください。
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